バッテリーの寿命と充電方法

バイク用ばバッテリーバイクのバッテリーは電気系統を作動させる重要な役割を担っています。コンセントから電気が供給されなければ家電製品が作動しないのと同じように、バイクもバッテリーが正常な働きをしなければ走らせることはおろか、エンジンの始動もできません。バッテリーは消耗品のため、あらかじめ寿命が決まっています。

使用するメーカーや使い方によって若干の違いはありますが、平均で2年から3年、距離に換算すると5万kmから7万km程度です。そのほか、エンジンのかかりやすさ、ヘッドライトやウインカーの明るさでも判断をすることができます。
冬場以外でもかかりにくい、ライトが暗くなったと感じた時は、すみやかに新しい物へと交換しなくてはいけません。

バッテリーは日頃の使い方によって寿命を延ばすことができます。基本的な対策として挙げられるのが満充電の維持です。バイクのバッテリーは通常走行時に自動的に充電される仕組みになっているので、通勤や通学の足としての利用など日常的に乗っている場合は自然と満充電を維持できるので問題ありません。しかし、数ヶ月など長期間乗らない状態が続いているとその間に放電が行われて電力不足でバッテリー上がりを起こしてしまいます。この状態が続くとバッテリーは急激に寿命が縮んでしまうので注意が必要です。

長期間乗る予定がない場合は事前に本体から取り外しておくことが大切になります。とはいえ、取り外した状態でも緩やかながら放電は行われるため、定期的に走行以外の方法で充電することを忘れてはいけません。